赤ら顔|すももクリニック|桃谷駅の形成外科・皮膚科・美容皮膚科

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赤ら顔

赤ら顔|すももクリニック|桃谷駅の形成外科・皮膚科・美容皮膚科

赤ら顔

「赤ら顔」と一般的に言われる顔の赤みの原因は、大きく分けて3つあると考えます。

  1. :乾燥、くすみ、肝斑
  2. :毛細血管拡張
  3. :酒さ

1.乾燥、くすみ、肝斑

まずは、多くの方に見られるのが、乾燥です。

強くこするように洗顔する、スキンケアをしない、日焼け対策をしない、など、お肌にダメージを与えっぱなしの方は、お顔全体ががさがさごわごわしていて、赤みも強いです。

このような方に初回からレーザー治療をすると、副作用のダメージしか出ません。まずはしっかりスキンケアやメソナJなどで保湿をしていただくだけでも、治まる赤みやくすみがあります。

 

2.毛細血管拡張

お顔の皮膚表面に細かい血管が見える方、特に小鼻の周りに血管拡張が見られる方が多いです。

赤血球内のヘモグロビン色素が原因で顔全体に赤みが強く、寒暖差や飲酒などで赤みが強くなる場合もあります。

このような方には、レーザー治療が効果的です。当院で採用しているノーリス(I2PL)は、ヘモグロビン色素が熱吸収・熱変性させることで、血管内壁から熱破壊されて熱凝固を起こし、血管病変自体を閉塞させる治療です。

顔は血流がよく、血管は再開通しやすいですので、月1回、4~5回を目安に治療していきます。

 

3.酒さ

酒さとの鑑別には、尋常性ざ瘡(にきび)、ステロイド外用薬を長期間使用している方、脂漏性湿疹、口囲皮膚炎などがあげられます。酒さもにきびも、丘疹・膿疱・紅斑を伴う点が類似していますが、にきびは思春期前後に多く顔だけでなく体幹部にも認めるのに対し、酒さは40代以降、顔の中心部に目立ち、面皰(コメド)はなく、血管拡張やほてり感、紅斑などが目立ちます。にきびの治療で改善せずに長期化している方が多いです。

酒さの方には、レーザー治療が効果的です。通常全顔に一気にレーザーを照射をしますが、ノーリスでは紫斑や色素沈着なども起きにくく、痛みもマイルドです。

炎症が慢性化していて乾燥を伴う方が多いので、メソナJと併用していただく例が多いです。

 

「赤ら顔」と言っても、原因や赤み・毛細血管拡張の程度も人によって差があります。血管の太さや深さなどを評価しながら、診察時に患者様のお肌の状態に合わせて、お一人ずつ治療計画を立てさせていただきます。機械の設定や治療間隔などオーダーメイドの治療を行っておりますので、長年お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

【症例写真:赤ら顔】

 

施術:ハイドラジェントル+ノーリス+メソナJ

料金:1回 ハイドラジェントル併用 11,500円+ノーリス+メソナJ 33,000円(メソナJの溶剤により追加あり)

合併症:

 ハイドラジェントル:乾燥、ひりつき、発赤、点状出血

 ノーリス;疼痛、発赤、痂疲、熱傷、色素沈着、色素脱失

 メソナJ:皮膚のピリピリ感、鉄のような味覚、閃光

料金